RX350PROからフルモデルチェンジ。エンジンは市販レーサーTR3から」フィードバックされた7ポートトルクインダクションとなり、パワーを有効に引き出すために2~5速をクロスさせた、ヤマハ初の6速ミッションも採用。定評のフェザーベッドフレームはディメンションが見直され、操縦安定性も大幅に高められた。中低速トルクが強化されたためマイルドに感じられたが、その加速性能は従来型にも増してエキサイティングだ
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CB750、CB500に続く並列4気筒シリーズの第3弾としてデビュー。静粛性の高さ、少ない振動、滑らかな吹け上がり、高回転域の伸びの良さは、既存の2気筒勢には真似できないもの。4本マフラーやカバー付きディスクブレーキ、大光量ヘッドライト、ポジションランプ、パッシングスイッチなど、装備面でも当時最先端のものが取り入れられたが、滑らかゆえのパワフル感の薄さ、ズングリとしたボディデザインが災いしてか、「
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750に続く3気筒シリーズの第2弾としてデビュー。大柄な車格と中央のシリンダーの冷却のために採用されたラムエアヘッド、中央のエキパイをエンジン下で振り分けた4本マフラーが特徴で、トルク変動の少ないスムーズな吹け上がりと独特なサウンドでファンを魅了。「サンパチ」の愛称とともに幅広く親しまれた。当時350が主流だったこのクラスで371ccという排気量で投入したのは、2気筒のGT250にシリンダーを1つ
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ヤマハ初のナナハン。ヘッドまで細やかなフィンが刻まれたOHCツインは、負圧キャブやバランサーを装備してマルチ並みのスムーズさを実現。
●空冷4ストDOHC2バルブ並列2単気筒 ●743cc ●63PS/6500rpm ●7.0kg・m-/6000rpm ●2310kg●350-19・4.00-18●38万5000円 ●1972年8月
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打倒CB750FOURを命題に開発されたカワサキの世界戦略モデル。「スリム、スリーク、セクシー」をコンセプトにした流麗なフォルムに包まれる903ccユニットは、当時最高のメカニズムとされていたDOHC4気筒で、0→400m加速12秒フラット、最高速度200km/hオーバーという圧倒的なパフォーマンスを発揮。車体バランスの高さも当時としては群を抜くレベルで、輸出開始と同時に世界のビッグバイク市場を席
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T250-Ⅲから発展。基本構成をそのままにタンクやサイドカバー、リアショック、エンジン冷却フィンの形状見直し、車名がGT250となった。
●空冷2スト・ピストンバルブ並列2単気筒 ●247cc ●30.5PS/8000rpm ●2.82kg・m-/7000rpm ●154kg●3.00-18・4.00-18●19万7000円 ●1971年2月
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500,350に続くマッハシリーズの第3弾としてデビュー。350系のテールアップスタイルに組み合わされたエンジンは、500からスケールアップされた120度クランクの並列3気筒で、点火にCDIマグネートを採用。排気量の大きい分だけ低中回転域では500より穏やかな特性を見せたが、4000回転を過ぎてからの加速はマッハの長兄に相応しい凄まじいもので、最高速度203km/h、ゼロヨン12秒という当時世界最
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当時人気絶頂のCB750FOURに対抗すべく開発されたスズキ初のナナハン。新設計の2スト3気筒エンジンは、中央シリインダーの冷却対策から水冷化され、CCISや潤滑や中央のエキパイをエンジン下で分割した3→4マフラーなどを装備。「2スト3気筒750」というパワーユニットから受けるイメージに反して、静を持ち、アメリカでは”ウォーターバッファロー”と呼ばれた。装備で235kgに達する車重に対応して、20
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70年代前半のヤマハロードスポーツ群の傑作ともいわれるマシン。位置付け的には350R3の後継モデルだが、その構成はまったく別物で、フレームは市販のレーサーTD2、TR2に酷似したフェザーベットタイプとなり、エンジンもデイトナ200マイルレース用に開発された黒塗りの5ポートピストンバルブユニットを搭載。公称最高速度170km/h、ゼロヨン13秒8の俊足ぶりから「750イーター」、「ドラッグスター」の
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ヤマハ初の4ストロークマシンとしてデビュー。細身のダブルクレードルフレームに搭載された360度のクランクのバーチカルツインは、当時のトライアンフを手本にしたと言われ、ソレックスタイプのSUキャブを装備して耐フェード性を高めていた。最大のライバルであり目標でもあったCB750フォアが、重量感と滑らかなエンジン特性で人気を集めたのに対し、扱いやすいコンパクトな車格とトルキーかつ豪快な加速フィールで多く
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ホンダ初のダブルクレードルフレームに量産車世界初となる4ストOHC4気筒エンジンを搭載。そのエンジンが生み出す圧倒的なパフォーマンスに加え、前輪ディスクブレーキや4気筒を主張する左右2本出しのマフラーの美しい輝きで一躍日本のオートバイを代表するイメージリーダーとなった。メーカーによる谷田部テストでは208km/hを記録している。
●空冷4ストOHC並列4単気筒 ●498cc ●67PS/80
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A1サムライの好調な販売により北米での知名度を上げたカワサキが、「より速いモデルを」の声に応えて開発した伝説の2ストスーパースポーツ。リッターあたり120PSとなる2スト3気筒はいとも簡単に前輪を浮かせ、それが3速まで続くというじゃじゃ馬ぶりで、ゼロヨン12秒4の加速力はまさに世界最速。ほぼ同時に発売となったCB750フォアに比べ、そのピーキーな性格から乗りこなすにはかなりの腕前が必要とされ、それ
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当時、国産最大の排気量を誇った650W1。メグロを併合して一躍重量車メーカーとなったカワサキが、ヨーロッパの重量車を相手にアメリカ市場で勝負を挑むモデルとして開発したもの。メグロK2型500ccをベースに8mmボアアップしたOHVツインドのエンジンは4速ミッションとは別体構造で、シリンダーヘッドはアルミ製。公表された最速データは180km/hと国産最高値であった。そのルックス、メカニズムとも欧州車
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スズキの国際戦略車であるT20はスズキ初のパイプ製ダブルクレードルフレームに、ライバルを凌駕する25PSのアルミシリンダーのツインキャブユニットを搭載。一般市販車初となるオーバードライブを持つ6速ミッションの採用や、軽量なボディにより最高速度は160km/h、ゼロヨンは15秒5をマーク。海外でも大ヒットを記録して、「2ストスポーツのスズキ」の名を広くしらしめたモデルだ。66年には30.5PSにアッ
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1960年代初頭、ホンダが作った遊園地・多摩テックで、手軽にエンジン付きの乗り物を経験してもらうために生まれたのがモンキーZ100。初代スーパーカブ・C100のエンジンを使用し、ごく少数が生産された。当初は市販されていなかったが、海外かrの要望により1964年、正式な製品としてのCZ100へ発展、ヨーロッパなどへ輸出された。モンキーが国内で正式に発売されたのはさらに遅く、1976年のZ50Mからの
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